県立山県高校（山県市中洞）の職場体験学習が８日まで３日間行われ、３年生１３０人が仕事の大変さを学んだ。

　職場体験は、生徒に働く意義を学んでもらおうと１９９４年から毎年開いている。今年は、市内や関市の保育園や工場、スーパーなど４０事業所で働いた。

　山県市高富の高富保育園では男女１０人がジャージー姿で保育士の仕事を体験した。園児とのブロック遊びや折り紙のほか、教材づくりなどをした。園児と手をつなぎ園外で散歩をする場面もあった。

　安達君１８は「思っていたより保育士の仕事は大変。でも子どもたちの笑顔には癒やされました」と話していた。

　（田中周一）