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【愛知】JICA中部 民族衣装でクールビズ

2012/06/07

毎週火曜日 暑い国仕様

 中村区の国際協力機構(JICA)中部は5日、アフリカなど暑い国の衣装を着て働く「民族衣装クールビズ」の取り組みを始めた。毎週火曜日に着用して、暑さを乗り切る。

 職員は、出勤後に麻や絹製のインドネシアの民族衣装などを身にまとい、事務所のパソコンに向かった。

 JICAが支援する国は熱帯・亜熱帯地域が中心。「涼しく暮らす生活の知恵に学ぶことは多い」と市民参加協力課主任調査役の鍋島光博さん(50)は言う。

 一昨年から始め、今年で3回目。事務所と同じ建物内の「なごや地球ひろば」を訪れる人々の反応も良好。鍋島さんは「一般の方の途上国への理解が深まってくれたらうれしい」と語った。 (中川耕平)

民族衣装を着て仕事をするJICA中部の職員=中村区で
民族衣装を着て仕事をするJICA中部の職員=中村区で