2012/06/06
街のために働く人たちを知る
県立岡崎盲学校(岡崎市竜美西)の児童が5日、社会見学で岡崎署を訪れ、警察官に質問したり、パトカーに触ったりして、仕事への理解を深めた。
「自分たちのために働いてくれる人」をテーマにした道徳の授業の一環で、初の試み。弱視や全盲の、小学部1年生から6年生まで6人が参加した。
児童らは岡崎署地域課の4人から、パトカーや車載品について説明を受けた。防弾チョッキやヘルメットをかぶって「重い。頭の形が変わりそう」と笑顔を見せる場面も。「男女で訓練の内容は違うんですか?」と質問し、署員の「女性にしかできない仕事もありますが、全く同じ訓練で、同じ仕事です」という答えに驚いていた。
岡崎署5階体育館では、高等部の生徒3人による毎年恒例の指圧、マッサージも実施。畳の上に毛布を敷き、希望する署員の肩や腕のこりをほぐしていった。施術を終えた署員は、「体が軽くなった」と喜んでいた。
(中村文人)
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