2008/11/22
仕事と生活の調和を目指す「しがワークライフバランス(WLB)推進フォーラム」が21日、大津市におの浜のピアザ淡海であり、企業・組合団体関係者など200人が参加した。
県商工会議所連合会などの主催。県内16の商工団体でつくる「仕事と生活の調和推進会議しが」が、多様な働き方・生き方を可能にし、社会全体で子育て家族を支援しようという共同アピールを宣言した。
少子化問題に取り組む富士通総研の渥美由喜主任研究員が講演。仕事に追われ転職し育児休暇を取った自身の体験を交えながら「仕事をしっかりして早く帰宅し、充実した家庭生活を送るイキイキ社員を増やすことが重要」と話した。労働人口が今後50年で3分の2になることを見越し、働き手に選ばれるWLBを企業が作り出す必要があると訴えた。
嘉田由紀子知事が渥美さんと対談。「県にも保育所を設けている企業もある」と県内での取り組みをアピールする知事に、渥美さんは「WLBが地域を活性化することにつながる」と応えた。
(曽布川剛)
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