2012/05/29
利用者を募集 名古屋産業振興公社
市内で起業を目指す人に小さなスペースを無料で貸す「名古屋創業準備ルーム(ドリーム・ナビ)」の利用者を名古屋産業振興公社が募集している。
スペースは、昭和区福江2に公社が起業者支援のために設けた「名古屋ビジネスインキュベータ白金」にある14区画。広さはわずか6、7平方メートルだが、インターネットは使い放題。登録料5000円のほかは無料で、7月から半年間使える。
半年以内に市内で創業を目指す人が対象で、税金の滞納がないことや月8日以上利用することが条件。貸金業などは認められない。
「事業をやっている人ではなく、やろうとしている人。芽ではなく種の段階から応援したい」(公社の担当者)という事業で、昨年7月から半年ごとに利用者を募集している。
これまでに28人の利用者の中から9人が、情報処理業や造園、雑貨販売などで創業を果たした。利用者からは「創業を志している人とコミュニケーションがとれた」と評価されているという。
公社は白金のほか、金山でも起業者支援施設を運営しているが、1992年の開設以来、東証マザーズに上場した企業も出ている。
申し込みは6月13日までに、公社新事業支援センター=電(735)3588=へ。
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