2012/04/29
県の少子化対策や子育て支援施策に対して意見を述べる第2次県元気な子ども・子育て応援計画推進会議(会長・竹内文憲県民間保育園連盟会長)が、県庁であった。県側から、8~11月に従業員の定時退社比率を競う「みんなで帰ろう『家族時間デー』」事業を実施する、との報告があった。
家族時間デーの参加企業は、7月ごろに公募する。企業ごとに、従業員を定時退社させようという日を事前に決め、その達成状況を競い合ってもらう。県の担当者は「子育てしやすい働き方を、浸透させる機会にしたい」と説明した。
家族時間に関しては、県内の小中高校で、毎月第3日曜日の翌月曜日を部活動などの休みにする「放課後活動定休日」を設け、実践している。委員からは「企業での月曜日の定時退社は難しい」として、同定休日と家族時間デーを無理に一致させないように求める声があった。 (尾嶋隆宏)
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