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【愛知】営業の苦労分かった ミツカン新入社員店頭販売を体験

2012/04/08

 ミツカングループ本社(半田市中村町)に今春入社した19人が7日、研修の一環として愛知、三重両県のスーパーで自社製品の店頭販売を体験した。

 半田市青山のフィールシーフェスタ店では東京都出身の千秋博子さん(27)が、おにぎりに混ぜる乾燥食品をPR。商品を使ったおにぎりを買い物客に食べてもらいながら、商品の特長や使い方を説明して購入を勧めた。

 東大大学院農学生命科学研究科修了で、研究開発部門に配属予定の千秋さんは「商品を1つ買ってもらう大変さが分かった。こういう営業の苦労を理解した上で、今後の仕事に取り組みたい」と話した。

 消費者の声を聞くことを重視して、同社はこの研修を毎年、新入社員に課してきたが、昨年は東日本大震災の影響で取りやめた。 (山本真士)

親子連れに商品の購入を勧める千秋さん(右)=半田市青山で
親子連れに商品の購入を勧める千秋さん(右)=半田市青山で