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【三重】紀北町の魅力を紹介 就業体験の学生企画

2012/03/22

 紀北町内でインターンシップ(就業体験)中の学生2人が企画した体験ツアー「紀北の春~麹(こうじ)と活魚~をプレゼント」が20日、同町紀伊長島区の「道の駅 紀伊長島マンボウ」などで開かれた。

 学生は、同区東長島でみそなどを手作りする「河村こうじ屋」で働く名古屋大1年の島知世さん(19)と、同区古里の民宿「紀伊の松島」で働く愛知大1年の片岡礼奈さん(19)。

 島さんは6週間、片岡さんは1カ月間、受け入れ先の仕事を学び、体験の集大成として町外の人に紀北の味を楽しんでもらおうと企画した。

 ツアーには津や松阪、熊野市から11人が参加。道の駅では、島さんたちに教わりながら米こうじと大豆、塩を混ぜ合わせて4キロの米みそを仕込んだ。その後、民宿へ移動して、旬の魚を使った昼食を味わった。

 参加した津市栗真町屋町の主婦小島清子さん(65)は「学生が町の人と一緒に行動するのは町おこしにもなるし楽しみですね」と話していた。(藤原啓嗣)

参加者にみその作り方を教える片岡さん(左)と島さん(左から2人目)=紀北町の「道の駅紀伊長島マンボウ」で
参加者にみその作り方を教える片岡さん(左)と島さん(左から2人目)=紀北町の「道の駅紀伊長島マンボウ」で