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【三重】最新重機操作を体験 津の河川敷工事現場で久居農林高生32人

2012/02/28

 土木建築を学ぶ津市の久居農林高校の生徒たちが27日、津市須ケ瀬町の雲出川河川敷の工事現場で、最新式の重機や建設機器の操作を体験した。

 現場で土砂の掘削工事をしている建設会社「丸亀産業」(松阪市高町)が社会貢献活動として「勉強に役立ててほしい」と高校に打診。高校側も「実際の建設現場で学べる良い機会」と応じた。

 土木・機械コースの2年生32人が参加。衛星利用測位システム(GPS)を搭載したショベルカーの体験では生徒が一人ずつ操作席に座り、モニターで深さや位置を確認しながら地面を掘り進めた。

 前川真也君(17)は「モニターと現場を同時に見ながら作業するのは難しかったけれど、最新式に触れられて良かった」と笑顔。丸亀産業土木事業部長の奥出栄一さん(59)も「建築業界も日々進化し、魅力ある仕事だということを知ってもらえたら」と話していた。 (河北彬光)

最新式のショベルカーの操作を体験する男子生徒=津市須ケ瀬町の雲出川河川敷で
最新式のショベルカーの操作を体験する男子生徒=津市須ケ瀬町の雲出川河川敷で