2012/02/20
春日井市東野町の児童デイサービス「NCPさ~くる」で、就労に向けて訓練している子どもたちが、大村秀章知事の名刺に点字を入れ、プレゼントした。NCPに通う遠山周平さん(15)=春日台養護学校中学部3年、佐藤花奈子さん(13)=同1年、前田柚葉さん(11)=春日井市篠木小6年=が知事公館を訪れ、手渡した。
NCPでは、障害のある小学5年~高校3年の17人が、社会に出る日に向けて金銭感覚などを身に付けようと、点字印刷やミサンガの製造などをしている。大村知事が点字入り名刺を持っていないと聞き、遠山さんがパソコンと専用のプリンターで、預かった名刺600枚に点字を打ち出した。
知事に「1日何枚打ったの?」と聞かれた遠山さんは「50枚」と答え、佐藤さんや前田さんは、自分たちで作った割り箸ゴム銃やコースターも贈った。
ミサンガなどは、協力しているラーメン店に子ども向けプレゼントとして納品。代金はお小遣いとして手渡され、子どもたちは自分で帳簿をつけながら、「ゲームを買う」などの目標に向かって頑張っている。 (境田未緒)
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