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【愛知】学生真剣 氷河期に挑む 稲沢で名古屋文理大中小企業の説明会

2012/02/07

 名古屋文理大(稲沢市)は6日、学生向け企業説明会を稲沢市民会館で始めた。低い就職内定率が続く中、学生が採用担当者の話を熱心に聞いた。

 食品や機械製造、情報関連の中小企業を中心に、7日まで82社が参加する。

 この日は3年のほか、西区にある短大部と栄養士専門学校の1年生計200人も業務や選考方法の説明を受けた。

 フードビジネス学科3年の高田佳織さん(21)と水谷朱里さん(21)は「まだ就職先が決まらない4年生もいて、厳しさを感じる。力を発揮できる会社を選びたい」と話し、食品関連企業を回った。

 文理大の就職担当者は「学生の大企業志向で、中小企業の求人はまだ売り手市場。経済情勢に明るい兆しが見え始めており、採用の活発化に期待している」と話した。 (荒井隆宏)

企業担当者の説明を熱心に聞く学生=稲沢市民会館で
企業担当者の説明を熱心に聞く学生=稲沢市民会館で