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【愛知】夜景にうっとり 若い女性に照準 県ガイドブック2冊発行

2012/01/15

 若い女性を県内に呼び込み、三重の情報を発信してもらおうと、海や山のレジャーを体験できる施設や、夜景を楽しめるスポットをまとめたガイドブック2冊を、県が発行した。昨年1月に配布し好評だった冊子の第2、3弾。県観光・交流室の担当者は「20~40代の女性は行動力があり、口コミでどんどん広まる。観光のメインターゲットとして情報発信を強化したい」と話している。 (宿谷紀子)

 山歩きを楽しむ“山ガール”などのため名所を紹介する「自分みがきすぽっと」と、県内各地の夜景をまとめた「夜景すぽっと」の2冊。県の緊急雇用創出事業として、広告会社「中日アド企画」(名古屋市)が編集した。実際に取材した女性9人が、現地でレジャーや街歩きをした感想を寄せている。

 自分みがきは、東紀州の世界遺産・熊野古道や歴史好きの女性におすすめの斎宮跡(明和町)、伊賀焼を体験できる窯元「長谷園」(伊賀市)など29カ所を紹介。熊野古道は人気のお土産や露天風呂などの情報も写真付きで掲載している。

 夜景は、迫力満点の四日市コンビナート群(四日市市)や鳥羽と志摩を結ぶパールロードなど16カ所を掲載。パールロードからは、闇夜に浮かぶ月が海面に反射し、幻想的な景色を見ることができる。

 いずれもオールカラーのA5判。自分みがきは30ページで2万部、夜景は38ページで3万部を作成し、中京圏の大学や旅行会社に配布した。希望者には無料で郵送する。

 「観光三重」のホームページで公開しており、郵送はトップページの「観光パンフレットの請求」から申し込む。

 問い合わせは、県観光・交流室=電059(224)2077=へ。

県が若い女性を呼び込むために作った観光ガイドブック=県庁で
県が若い女性を呼び込むために作った観光ガイドブック=県庁で