2012/01/08
若者の就職を支援する「ふるさと就職フェアin若狭」が7日、小浜市遠敷のJA若狭会館で開かれた。2013年3月卒業予定の大学3年生を中心に、県内での就職を希望する約100人が参加。地元29社による各ブースごとの説明に、耳を傾けていた。
主催した小浜公共職業安定所によると、今年3月に大学や短大、専門学校、高校などを卒業予定の学生に対する管内の求人数は286人(昨年11月末現在)。前年比61人増で、昨年より回復基調にあるという。
だが、同職安の吉川久夫所長は「全国的な求人数も持ち直してきており、そのせいで学生の目が県外の有名企業にばかり向かってしまっては、元も子もない」と心配する。
金沢市の大学に通う3年生の男性(21)は「関東や関西の会社にも関心はあるが、地元で就職して親を安心させたい気持ちが強い。これからいろんな会社の話を聞いて、将来のことを考えたい」と話していた。 (帯田祥尚)
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