2011/12/27
カクテル作りのパフォーマンスでクリスマスを楽しく-。高山市朝日町などのバー3軒とラウンジ1軒の経営者ら9人が25日夜、同市山田町の児童養護施設「夕陽ケ丘」を慰問し、鮮やかな技を披露して約40人の子どもらを楽しませた。
「良く落とさないね」。音楽に合わせて宙に舞う舞うボトルとカクテルを作るシェーカーに子どもたちの目がくぎ付けになる。グラスにハンカチをかぶせてカクテルの色を変えるマジックなども登場し、歓声が上がる。最後はシェーカーからグラスに注がれたグレープフルーツやカルピス、レモンジュースが振る舞われた。
訪れたのは、慰問を発案したラウンジ「ミルフルール」を営む土井誠さん(41)ら。土井さんは小学生のころ、入院した病院にサンタクロースが現れ、プレゼントを渡してくれたのが忘れられず「自分たちの仕事を生かしたパフォーマンスで喜ばせないか」と周りに呼び掛けた。
これに「Bar LOVE JOY」と「焼酎Bar PINO」、「PUB JUNKS」の3軒が応じて実現。夕陽ケ丘のクリスマス会の中の行事として訪問することになった。
パフォーマンスを終えた土井さんは「反応も上々で成功。にぎやかなクリスマスになったんじゃないかな」と評価。これを機に福祉施設への慰問を続けるつもりといい「一過性のものに終わらせず、人を喜ばせるパフォーマンスをさらに磨きたいですね」と話していた。 (山下洋史)
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