2011/12/22
美濃市の小坂酒造場で造られる日本酒「さんやほう」の原料米を栽培しているグループ「さんやほうサポーター」が、同酒造場で酒米洗いを体験した。
愛飲者でつくるサポーターは12年前から地元種「みのにしき」を栽培し、昨年から酒米洗いを始めた。10人が長靴や手袋、帽子を着け、杜氏(とうじ)の川村隆造さん(74)の指導で作業した。
60%に精米された130キロを10キロずつざるに分け、地下水の入った大だらいで20秒間ずつ2回洗って水に浸し、水切りをした。川村さんが慎重に時間や吸水具合を見ながら指示を出していた。
初めて参加した関市迫間台の小林真理子さん(27)は「時間を計るなど緊張の中での作業で、職人の仕事だと感じた」と話していた。 (松崎晃子)
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