2011/12/15
厚生労働省が14日発表した2011年のパートタイム労働者の総合実態調査によると、従業員に占めるパート労働者の割合は27・0%となり、06年に実施した前回調査に比べ1・3ポイント上昇した。
労働者の非正規化が進み、男性の割合が増えた。パート労働は多数を占めてきた女性だけでなく、男性にも広がっている。
男性従業員に占めるパートの比率は、13・8%で2・4ポイント上昇。一方、女性従業員のパート比率は45・9%で0・3ポイント低下した。この結果、パート労働者の中の男女の比率は男性が29・8%、女性が70・2%となった。
産業別では、宿泊業・飲食サービス業で57・9%とパートが半数以上を占めたほか、卸売業・小売業(43・3%)、生活関連サービス・娯楽業(41・3%)でパートの割合が高かった。
調査は5人以上の常用労働者のいる事業所について、6月1日現在の状況を調べた。5909事業所が回答した。
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