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【愛知】仮想社会 仕組み学ぶ

2011/12/10

 子どもが仮想の銀行員や市職員、警察官などになり、社会の仕組みを学ぶ「こどものまち・ドリームタウン」が10、11日、安城市桜町の市文化センターで開かれる。
 参加者は住民登録をした後、ハローワークで仕事を探す。モノづくりなどの仕事をして、タウンで使える仮想通貨「ドリーム」を給料としてもらう。給料からは税金も引かれる。新聞社、レストラン、書店など39種の職業を疑似体験し、選挙で市長も選ぶ。

 市と愛知教育大、NPO法人「おやこでのびっこ安城」が、ドイツのミュンヘンで開かれている子どもの自治都市「ミニミュンヘン」を参考に企画した。

 小学生や中学生80人が実行委員となり、10月から準備してきた。本番を前に9日、実行委員が会場で、銀行や商店を設営した=写真。

 参加費は2日間通しで100円。両日で延べ1000人の来場を見込む。当日参加可。参加資格は、安城市在住の中学3年生以下で、付き添いなしで活動できる子どもが対象。大人は「託親(たくしん)所」と名付けた待機所から見学できる。(問)市生涯学習課=電0566(76)1515 (紙山直泰)