2011/12/04
「高校生と大学生と青年の雇用を考えるシンポジウム」が3日、名古屋市港区の名古屋港湾会館であり、高校と大学の教職員ら50人が若者の就職難や就職活動の在り方を話し合った。
全労働省労組の河村直樹副委員長が「高専は内定率が高いが、高校、大学ともに厳しい状況が続いている」と基調講演。日本福祉大4年の光永福子さん(21)は「来年3月までには内定を得たい。学生の間ではどんな仕事に就くかより、内定をもらうのが目的という感じがある」と話した。
中京大の竹田昌次教授は「3年生からの就職活動は早すぎるし、期間も長い。大学での学習機会が就活に壊されている」と指摘。愛知中小企業家同友会の北川誠治・共同求人委員長は「採用を遅くしたいが、優秀な学生を探すため、大企業に乗り遅れないよう中小企業も採用を早めざるを得ない」と述べた。
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