2011/11/29
県農林水産支援センター主催の漁業体験教室が28日から4日間の日程で、志摩市内で始まった。愛知、奈良両県と大阪府から男性4人が参加し、伊勢エビの刺し網漁や網の修繕などに取り組む。
減少する漁業の担い手確保につなげようと同センターが昨年から尾鷲市で始め、今回、初めて志摩市で開いた。参加者は志摩市阿児町志島と大王町畔名に分かれ、地元漁師の指導を受けて体験する。
初日は三重外湾漁協志島出張所で開校式があり、県職員から県内の漁業の現状や、伊勢エビの生態などについて講義を受けた。
漁師を目指して応募した大阪府豊中市の会社員(40)は「これまでと別の生き方がしたいと思った。ワクワクします」と期待に胸を膨らませていた。センターは、来年2月までに志摩市内で、さらに2回、同様の体験教室を開く。 (飯田竜司)
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