2011/11/26
文字職人・杉浦さん
平仮名を組み合わせて漢字を表現する「めっせー字」で知られる多治見市の文字職人杉浦誠司さん(35)が、美濃加茂市太田本町の美濃加茂商工会館で「人と人とのつながりの大切さ」と題し講演した。
同商議所の40~50代の会員でつくる中核経営者会が主催し、一般市民も含めて30人が受講。杉浦さんは「ありがとう」の仮名を組み合わせて「夢」という漢字を作る代表作で知られ、多治見市観光大使も務める。
杉浦さんは警察官の父に「夢を持ってこい」と言われ、塾講師や薬局店長、保険代理店経営などと転職を重ね、成功と失敗を繰り返した人生をユーモアあふれる語り口で紹介。「人のせいにばかりしてきた自分が、感謝の意味に気付いた時にめっせー字が生まれた」などと話し、制作秘話に参加者が聴き入っていた。 (安藤恭子)
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