2011/11/01
がん手術経験のあるジャーナリスト鳥越俊太郎さんによるがんをテーマにした講演会が11月11日、四日市市安島の市文化会館で開かれる。運営や企画をする実行委員の一員に、四日市看護医療大の1、2年生6人が立候補した。「私たちが訴えれば若い人の興味を引けるはず」。若い世代を中心にがん検診の受診率向上を願う。
6人は、がんが日本人の死因で最も多いと講義で学んだ。「がんへの興味をもっと持ってもらいたいと感じていた」のが手を挙げた一番の理由。看護師を目指す上でも貴重な経験ととらえた。
運営方法を話し合う会議に参加し、会場に展示するパネル制作に奮闘。当日は啓発ブースを運営したり、司会を務めたりする。
講演会に先立って10月1日にあった市内の啓発イベントでも、積極的に呼び掛けた。来場者からの反応に手応えを感じ、いっそう意気上がっている。
主催する市の担当者は「前座のピアノ演奏など行政にはない斬新な提案をしてくれた」と感心。啓発に携わるネットワークの広がりも期待している。
入場無料。申し込み不要。定員1700人。 (加藤健太)
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