2011/10/26
全国のパン職人が互いの技術を磨き合う研修会「キャンプブレッド2011in信州まつもと」の一環として、松本市大手のパン店「スヰト縄手本店」で25日、職人自慢のパンの試食販売会が開かれた。
今年で3回目の研修会は24日から3日間、市内を会場に開かれているが、これまで一般の参加者は受け付けていなかった。同店の渡辺匡太社長らの「地元のパン好きにも魅力をお裾分けしたい」との思いで、試食販売会を初めて開催。売り上げは全額、東日本大震災の義援金として寄付する。
北海道から熊本県まで約40人のパン職人が焼きたてのフランスパンやプレッツェル、ピザなどを所狭しと並べ、店内は香ばしい麦の香りであふれた。2歳の長女と訪れた安曇野市の主婦小尾由美子さん(34)は「目移りして困った。家族でおいしくいただきたい」と笑顔を見せていた。 (安藤孝憲)
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