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【経済】内定取り消し 3.7倍の598人に 今春、前年比

2011/09/22

 厚生労働省は21日、今年春の大学・高校などの卒業生で、企業から採用内定を取り消された人は、8月末時点で前年比約3.7倍の598人に上ったと発表した。今年7月末時点より42人増加しており、東日本大震災の影響により42人増加しており、東日本大震災の影響による取り消しは469人だった。

 内訳は、大学・短大などが260人、高校が338人。内定を取り消された人のうち、370人は8月末までに新たな就職先を確保した。

 東日本大震災で被害の大きかった地域では、岩手県が89人、宮城県が92人、福島県が104人だった。

 調査は、企業がハローワークに通知した、内定取り消しや入社延期の人数を集計した。