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【石川】鑑識能力 底上げを 県警が競技会

2011/09/22

 県警は21日、金沢市錦町の県警察学校で現場鑑識競技会を開いた。県警全体の鑑識技術の向上を目指し、25年ぶりに県内の15署から鑑識を専門に担当していない署員を集めた。

 中永勇刑事部長が「皆が鑑識の力をつけることが必要。県警全体の鑑識能力の向上を目指して頑張ってほしい」とあいさつした。

 競技は、夜間に盗みに入られた住宅での活動を想定。4人1組となり、遺留品のタオルや物色したDVD、花壇に残された足跡などを捜査。ペットボトルの口を綿棒でなぞってDNAを採取したり、石こうで足跡をとったりして署単位で競った。

 県警本部長賞には、大聖寺署が輝き、刑事部長賞に羽咋署と金沢西署が選ばれた。

真剣な表情で鑑識作業をする署員=金沢市で
真剣な表情で鑑識作業をする署員=金沢市で