2011/09/14
秋の地場産食材を生かし料理人、菓子職人たちが腕を振るう「秋の食の都 仕事人ウイーク」(県、県農林水産業振興会主催)が25日まで、県内各地で開かれている。西部地区は50人が参加し「中秋の名月」を共通テーマにそれぞれの店舗で、特別メニューが出されている。 (飯田時生)
豊かな食材に恵まれた静岡県をアピールしようと県は2010年度、初めて地産地消の「仕事人」を選定。県内各地から関係団体の推薦などで200人を選んで表彰した。今回の仕事人ウイークは、このうち中・東部を含め県内全体で130人が参加した。
浜松市北区三方原町のレストラン「ラ・セゾン・デ・プリムール」のオーナーシェフ、山田秋晴さんは「舞阪港鮮魚のムース包み満月仕立て」をメーンにしたコース料理(2400円)を考案。浜名湖産ワタリガニのソースが使われ、浜松産のキノコ類などが添えられた。ほかに浜松産10種類野菜のテリーヌ、浜松産イチジクのケーキなども付く。
山田さんはフレンチ料理人として、日ごろから地場食材に強くこだわる。「三方原の地に店を出したのも、新鮮で上質の野菜が身近に入手できるのが理由」と話す。
このほか和食や中国、イタリア各料理店や洋菓子店などでも「仕事人」が腕によりをかけた地産地消メニューが提供されている。店舗一覧は「秋の食の都 仕事人ウイーク」のホームページで見られる。
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