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【岐阜】政治家志す若手育成の「塾」開講 自民県連

2011/09/11

 政治家を目指す若い世代を育成しようと、自民党県連は10日、岐阜市藪田南の同県連で「ぎふ政治塾」を開講した。

 岐阜市など12市町から会社役員や大学生、地方公務員など22人が1期生として入塾。塾生の最年少は22歳、平均年齢は39・1歳だった。来年7月まで月1回の講座を10回開き、国会議員や県会議員らからリーダー論や政治活動について学ぶ。

 10日の開講式では、古屋圭司衆院議員(比例東海)と、渡辺猛之参院議員が講演。古屋議員は保守を掲げる自民党の綱領を説明し、「団体の憲法とも言うべき綱領が民主党にはなく、統制が取れていない。新しく生まれ変わる自民党をつくらなければいけない」と述べた。

 参加した岐阜市西荘の元団体職員浅野健さん(38)は「親族の市議から勧められ、国会や県議会の議員の生の声を聞けると思い、参加した。地方自治の問題について学び、将来は政治家を目指したい」と語った。 (石井宏樹)

古屋圭司衆院議員(左)の講演を聞く入塾生ら=岐阜市藪田南の自民党岐阜県連で
古屋圭司衆院議員(左)の講演を聞く入塾生ら=岐阜市藪田南の自民党岐阜県連で