2011/08/25
事件捜査に役立てるための似顔絵講習会が24日、県警本部で開かれ、各署の若手署員ら33人が犯人の特徴をつかむこつを学んだ。
県警OBの洋画家新開諭さん(66)=津市=が講師を務め「線で表現できない凹凸は、影を濃く塗るなどして立体的に描いて」とアドバイス。参加者は、画用紙に鉛筆を走らせながら顔の特徴などを表現した。
講座の参加は3回目という亀山署刑事課の川端圭志巡査長は「実際の事件では聞き取ったイメージを絵にするのは難しいが、影の表現などで毎回学ぶことが多い」と話していた。
県警鑑識課によると、昨年は75件の事件の捜査で似顔絵を作成。2件が似顔絵が有効な手掛かりになって解決に結び付いた。 (角雄記)
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