2011/08/23
失業中の人たちが佐久島、日間賀島、篠島に滞在し、その魅力を全国に発信する「あいちの離島・80日間チャレンジ」のスタッフ3人が決まり、大村秀章知事が22日に発表した。選ばれたのは、いずれも首都圏在住の女性。面接試験で訴えたマニフェストに従い、漫画や歌などの得意分野を生かして島をPRする。
佐久島担当は、東京都文京区の新里(にっさと)碧さん(27)。島の生活を漫画に描き、ブログで発信するほか、土産物を開発する。日間賀島は、知多市出身で東京都世田谷区の竹内晴奈さん(27)が担当。シンガー・ソングライターを目指しており、島のテーマ曲をつくって島でライブも行う。篠島は、フリーライター経験のある千葉県八千代市の奥山暁子さん(34)。1日1匹自分で魚を釣って料理しながら、雑誌の月刊「漁師」を発行する。
3人は9月1日から12月末までの少なくとも80日間、各島に滞在。月給30万3000円が支給される。9月1日、2日に現地研修を行ってから、それぞれの活動に入る。
離島PRのスタッフは、緊急雇用創出事業として県が公募した。全国から518人の応募があり、書類選考と面接で3人を選んだ。
大村知事は「島の魅力を大いに発信してもらい、1人でも多くの人が島を訪れるようになってほしい」と期待を寄せた。 (内田康)
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