2011/08/11
松川町は、町職員募集を呼び掛ける動画を自主制作し、インターネットの動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に配信した。自治体が動画投稿サイトを職員募集に活用するのは全国的にも珍しく、県市町村課は「県内では聞いたことがない」という。
動画タイトルは「拝啓 明日の役場人(びと)様 松川町2011」。「町職員募集」の文字の後、採用1年目から9年目までの町若手職員が登場し、インタビュー形式で仕事の内容、やりがいなどを紹介している。映像は1人3分程度で、10日現在、一般職員2人と保育士1人の映像を見ることができる。12日までに4人を追加する。撮影も画像編集も職員が行っているため、制作費はゼロという。
町によると、これまでは町ホームページやハローワーク、町広報紙などで募集していたが、「さまざまなタイプの優秀な人材を募るのに、ただ待っているだけではだめ」と、若者が多く見ているユーチューブの活用を職員の発案で計画した。
総務課企画財政係長の片桐雅彦さん(44)は「動画を通して、どのような職員が働いている町なのかを知ってもらうことができる」と効果を話す。
町は、2012年4月採用の職員(一般職3人、保健師1人、保育士1人)を19日まで募集中。「町民と触れ合う仕事に興味があり、新しいことに意欲を持って取り組める人に応募してもらいたい」と期待している。
動画は町ホームページから見ることができる。 (一ノ瀬千広)
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