2011/08/02
節電対策の一環として、愛知県豊橋市は1日、勤務時間を30分繰り上げるサマータイムを始めた。31日まで実施する。県内の自治体で初めてで、東海地方では岐阜県池田町も1日に始めた。
豊橋市は本庁などに勤務する1350人が対象。勤務時間を午前8時~午後4時45分に早め、庁舎の冷房も30分繰り上げて午後4時半に止めた。市民病院などは対象外。
環境政策対策課の酒井洋行さん(35)は「早起きが心配だったが、道もすいていて通勤も快適。勤務中も暑く感じなかった」。市は8月をノー残業月間とし、午後4時45分すぎには職員が続々と退庁した。
窓口の受け付けも30分繰り上げ。午後4時45分の終了間際に手続きをした豊橋市の自営業金本さん(28)は「知らなかったので職員の人に言われて急いだ」と話した。
照明や空調などの電力使用を抑え、7~9月の3ヶ月間で、消費電力の前年同期比20%削減を目指す。
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