2011/07/28
金沢市清泉中学校の生徒たちが27日、夏休みを利用した職場体験で同市駅西本町の中日新聞北陸本社を訪れ、紙面作りの現場を見学した後、街に出て取材を体験した。
参加したのは2年の沢口海太君(13)、高橋さや香さん(13)、小林伸君(13)、小西文夏さん(14)の四人。伊藤博道編集局次長から基礎知識を教わった後、取材会議を経て原稿が提稿され、整理部の画面上で夕刊の紙面が組まれていくまでを見学した。
午後には市内の大和香林坊店で、「3Dアート展」を本紙記者と一緒に取材した。帰社後は約1時間半で30行前後の記事を書き上げた。記者が書いた原稿と自分の原稿を比較し文章のコツを学んだ。
沢口君は「取材では最初、何を質問したらいいか戸惑い、積極的に質問しないと何も情報を得られないことがよく分かった。記者さんが書いた記事は簡潔で読みやすい。もっと取材をしてみたいと思う」と話した。4人は28、29日も技術局制作部や印刷工場などを見学する。 (大森雅弥)
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