2011/07/06
氷見市の西条中学校と南部中学校の2年生計4人が5日、氷見署で職場体験学習に臨み、捜査の際に行う指紋の採取などを体験した。
県が進める体験学習「十四歳の挑戦」の一環。署の講堂に設けた模擬現場で、犯人が窓ガラスを割って民家に侵入し現金を盗んで逃走したと見立てて実施した。
生徒らは、同署刑事課の桜栄純一係長(43)と大久保佑美主任(32)の指導で、犯人が侵入の際に窓枠に残した指紋や、床の足跡を、自分の指紋と紛れないように気を配りながら特殊なシートに写し取った。DNA鑑定の証拠にするため、飲み物の缶に付いた唾液を綿棒でふき取る作業もした。西条中の弓部穂波さん(13)は「正義感あふれる、かっこいい仕事だと思い体験を希望した。ますます警察官になりたくなった」と目を輝かせた。 (奥村圭吾)
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