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サラリーマン「懐」節減 小遣い月3万6500円

2011/06/28

バブル後最低、昼食は490円に

 サラリーマンの小遣いの月額平均が昨年に比べて4100円減の3万6500円となり、バブル崩壊後の最低水準となったことが新生銀行系ノンバンク、新生フィナンシャルの調査で分かった。減少は4年連続で、東日本大震災や原発事故などで消費者心理が冷え込んだことが背景にあるとみられる。

 理想の小遣い額は6万1300円で、現実とは2万4800円も開きが生じた。小遣いの使い道の上位は「昼食代」「趣味の費用」「飲み代」で昨年と変わらないが、2007年から10年までは500円台だった昼食代は昨年より10円減り、490円となった。

 地域別では、首都圏が8900円減の4万2900円、関西圏が2000円減の3万4700円と厳しいが、逆に東海圏は800円アップの3万8100円となった。

 調査はインターネットを通じて4月23、24日に実施。全国の20~50代の男性サラリーマン約1000人から回答を得た。