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【経済】働く母親の大切なもの 子ども46% 夫の3倍

2011/06/10

 全国の働く母親に対し、自分・夫・子ども・親について「大切に思う」比率を聞いて集計したところ、「子ども」が46.7%に上り、17.0%だった「夫」の3倍近くに達したことが、朝日生命保険が9日にまとめた調査で分かった。

 「自分」は20.8%、「親」は15.4%だった。ゼロ~12歳の子どもを持つ、20~40代の全国の働く母親1000人に5月中旬、インターネットを通じて聞いた。朝日生命の担当者は「母親の子どもに対する思いの深さが浮き彫りになった」としている。

 東日本大震災の発生当日に「心配したこと(複数回答)」でも、92.5%が「子どもの安否」を挙げた。「実の父母の安否」の70.3%、「停電・断水などライフライン」の65.8%が続いたが、「夫の安否」は57.0%にとどまった。