2011/05/27
名古屋市と名古屋産業振興公社は「名古屋創業準備ルーム」を開設し、会社を起こそうとしている事業者に7月1日から半年間、無料で貸し出す。専門家のアドバイスも受けられるといい、市の担当者は「創業は当初の資金繰りが壁になることが多い。この部屋を拠点に計画を練り、大きく羽ばたいて欲しい」と話している。
ルームは昭和区福江2の「名古屋ビジネスインキュベーター白金」の3階にある事務所。対象は市内で半年以内の創業を目指す事業者で、月に8日以上の利用を条件に計14人を予定している。間仕切りで隔てられた1部屋の広さは6~7平方メートル。入居者は最初に登録料5000円を支払い、机と椅子、インターネット端末を完備した部屋を無料で半年間、利用できる。
中小企業診断士のアドバイスを受けながら起業の計画を立てられるほか、行政書士による会社の定款作りなどの手ほどきも受けられる。入居者同士の交流計画もある。
募集は6月1日~15日。書類選考の後、21日から面接審査を行う。6日午後7時から貸し出し予定の「名古屋ビジネスインキュベータ白金」内で説明会を開く。
申込書は、名古屋産業振興公社のホームページからダウンロードできる。
【問】名古屋産業振興公社=(電)052-735-3588
転職・求人情報検索(名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県)はトップから