2011/05/16
実習室を市民に開放
伝統的な技術を伝承するための人材を育成する金沢職人大学校で15日、授業参観が行われ、多くの市民が職人の卵が学ぶ授業の様子を見学した。
授業参観は同校15周年を記念して初めて企画。この日は来場者が自由に見学できるよう石工や瓦、左官、造園、大工など各科の実習室が開放された。
見学に訪れた金沢市寺町の無職横田維靖さん(70)は「職人がどのように勉強しているか興味があった。若い人が多く、熱心に授業を受けていた。一人でも多くの職人が育ってほしい」と話した。
会場では、同校生徒や講師らの作品の展示販売もあった。15周年事業では、8月に親子でものづくりを学ぶ教室も開かれる。
(山田祐一郎)
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