2011/02/16
今春卒業予定の県内の高校生の就職内定率は昨年12月末現在で83・9%で、2009年同期比より6・8ポイント増えた。県教育委員会が15日に発表した。全国平均は77・9%で、2府4県の近畿地方では最も高い内定率。中部7県では静岡県に次ぐ低さだった。
就職希望者は昨年より64人多い2093人で、このうち1755人の就職先が内定した。男子は140人が、女子は198人が結果待ちか求職中の状況。
内定率アップについて、県教委は県内求人数が前年同期比14・6%増えたと分析し、3月末時点では、90%を超える見通しを示している。
一方で、昨年7月~11月末に就職から進学に変更した生徒は100人。進学から就職に変えたのは65人。県教委の担当者は「求人状況や景気の影響が生徒たちの人生に大きく影響を与えている」と話している。 (木原育子)
転職・求人情報検索(名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県)はトップから