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【経済】精神不調の社員 多い年代 42%の企業「30代」 中産連調査

2011/02/05

 社団法人中部産業連盟(名古屋市)が実施した「企業の職場活性化とメンタルヘルスに関する調査」で、精神面の不調を訴える人が目立つ年齢層をとして「30代」と回答した企業が全体の42・8%に上った。

 調査には会員企業138社が回答した。年齢層に関する質問では、「40代」が29・7%で続いた。役職別では「主任、係長、補佐層」が29・0%と目立ち、中堅社員にメンタルの問題が多いことが分かった。

 同連盟の職場活性化支援センターは「過去の採用抑制や派遣社員の増加で、指導する後輩を持たず、管理技術を学ばないまま中堅層になって悩むケースが増えている」と分析している。