2011/01/27
ビジネスマナー研修などの座学とインターンシップ(就業体験)を組み込んだ若者向けの就職支援講座「就職しま専科」の開講式が26日、津市桜橋の県教育文化会館であった。人材派遣業などを手掛けるパソナ(東京)が県の委託で開き、50人が参加した。
県内で就職を希望する35歳未満の離職者や未就業者が対象。3月28日まで座学と就業体験が計30日あり、受講生と就業体験受け入れ企業の双方が合意すれば採用される。受講生には日額8000円、受け入れ企業には日額3000円がそれぞれ支給される。
公共職業安定所(ハローワーク)や県などが運営する「おしごと広場みえ」の利用登録者から募ったところ、定員の倍の100人の応募があった。就業体験先は受講生の希望に広く応えられるよう、中小企業の販売や接客、介護、製造業など150人分を用意した。
開講式では、受講生一人一人が自己紹介を兼ね抱負を述べ「自分の未熟な部分を成長させたい」「仕事への自信をつけたい」などと意欲を語った。事業費2800万円は国の交付金を積み立てた「緊急雇用対策基金」で全額賄う。緊急雇用対策事業の一環として昨年12月に成立した県の補正予算に盛り込まれていた。 (角雄記)
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