2010/12/26
滋賀労働局がまとめた年末一斉監督指導の結果によると、県内の66建設現場のうち36現場の54・5%で、労働安全衛生関係法違反があった。違反率が高かったため、労働局は違反率を初めて公表した。
違反があった36現場のうち、使用停止などの行政処分をしたのは6現場。足場を作るときに、手すりを設置していない違反があった。
法令違反の内訳は、下請け業者の教育など元請け業者の責務に関する違反が最も多く24件。建設機械による災害防止の徹底も12件の違反があった。
労働局の担当者は「今後3月にかけて工事が増える時期。事故のないように徹底していきたい」と話している。
今年1~11月末現在で、建設現場での死亡事故は1件。 (木原育子)
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