2010/12/25
来春の高校卒業予定者に対する県内就業地での求人数が、11月末時点で昨年同期に比べて2割増加したことが、県教育委員会の調査で分かった。製造業や福祉関係業務での求人が増えた。
県教委によると、県外就業地の求人を含めた全体の求人数は11月末時点で昨年の1万564人から18人減少したが、県内就業地での求人は3745人から738人増加した。大手製造業者が一つの高校に10人以上の大量求人を出すこともあるという。一方で、県外就業地での求人は1割減少した。
11月末時点での内定率は77・6%となり、昨年同期比7・6ポイント増。77・1%だった昨年12月末を既に上回った。
末松史彦教育長は24日の会見で「県内で働くことを希望する高校生がいるので、それが高い内定率に表れている」と分析した。
(曽布川剛)
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