2010/12/02
県と福井労働局などは1日、県経済団体連合会と県経営者協会に、来春卒業予定の高校、大学生らの追加求人を増やすよう緊急要請した。景気悪化で雇用情勢が厳しいため、県教育委員会や、県内の高等教育機関でつくる県大学連携リーグと合同で要請した。
旭信昭副知事や福田優・福井大学長ら代表4人が福井市の福井商工会議所を訪れ、県経営者協会長を兼ねる川田達男・県経団連会長に要請文を手渡した。旭副知事は「これまでの内定状況は昨年を上回っているが、高校、大学生ら合わせて900人近い未内定者がいる。ぜひ追加求人を経済界から呼びかけてほしい」と依頼した。
県労働政策課によると、高校の卒業予定者の内定率は昨年同期より1・9ポイント高い85・8%(10月末現在)、大学や短大、高専は5・7ポイント高い69・9%。未内定者は高校が241人、大学などが658人。
(原田晃成)
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