2010/12/02
来春に大学や短大を卒業する学生の10月現在の就職内定率が、前年同月比4・2ポイント減の47・6%で、県が調査を始めた1994年以降最低の水準となったことが分かった。
県就業促進課によると、就職希望率は大学、短大とも微増しているが、内定率は大学が4・6ポイント減の48・9%、短大が2・4ポイントの減の34・9%といずれも前年同期に比べて減少。今春の内定率が大学91・1%、短大92・4%だったため、最終的に90%を下回る可能性もある。
担当者は「円高の影響もあり、採用を手控える企業も依然多い」と説明。県は、企業に求人の掘り起こしを要請するほか、12月~来年2月に各地で企業説明会を開催するなど大学・短大生の就職に力を入れる。
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