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【三重】10人が番組制作に奮闘 三重FM、失業者雇用事業を活用

2010/11/27

 国の失業者雇用促進事業を活用し、ラジオ番組のスタッフを募集していた三重エフエム放送(津市)で、採用された10人が今月から、番組制作に取り組んでいる。

 同社は先月、志摩市、玉城町、紀北町の広報番組を制作する契約社員を募集。ラジオ番組としては東海3県で初めて、国の失業者対策である「ふるさと雇用再生特別基金事業」を用いた。24人から応募があり、書類や面接で選考した。

 採用された10人はいずれも県内在住者で、3市町の各番組を担当。ディレクターやパーソナリティーとして、番組の企画から制作、放送まで手がける。既に各地域の食や人などを取り上げる初回放送分の収録を終えた。

 志摩市の番組を担当する千賀朝子さん(40)は「スタッフでチームワークを発揮し、広い志摩市の各町の特徴を紹介していきたい」と話している。

 初回放送は、志摩市と玉城町が12月2日、紀北町は同3日を予定している。

 (古谷祥子)

ラジオ番組の収録に取り組む新スタッフら=津市観音寺町の三重エフエム放送で
ラジオ番組の収録に取り組む新スタッフら=津市観音寺町の三重エフエム放送で