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【富山】未来の消防士育て 魚津で体験教室 『防火衣重くて暑い』

2010/08/04

 魚津市消防本部は三日、市内の少年消防クラブに所属する小学生を招いて体験教室を同本部庁舎で開いた。

 将来の地域防災を担う人材育成を目的に、クラブ員により実践的な消防士の活動を知ってもらうために初めて企画。クラブ員の大町、吉島、坪野の三小学校の三~六年生四十六人が参加した。

 児童は、消防士の指導を受けながら、防火衣の着装や油圧式カッターで鉄パイプを切断する資機材の操作、煙の怖さを知る煙中体験、二人一組でホースを支えて放水する訓練などに挑戦した。

 防火衣を初めて着た藤岡辰久君(大町小四年)は「重くて暑かった。防火衣を着て消火活動するのはすごく大変」と感想を話した。

 体験終了後、児童には少年消防クラブ手帳とバッジが贈られた。 (武田寛史)

ホースを手で支えて放水を体験する児童=魚津市消防本部庁舎で
ホースを手で支えて放水を体験する児童=魚津市消防本部庁舎で