2010/05/14
職場体験 放送、取材生き生き
中学生が校外で職場体験やボランティア活動をする「十四歳の挑戦」が射水市内で実施されている。コミュニティー放送局「FMいみず」では、小杉南中の二人がラジオ放送の仕事を体験している。 (中村真暁)
市内の三つの中学校の二年生計五百四十三人が、十四日まで、サービス業や小売業者など百六十二事業所で五日間にわたる活動に取り組んでいる。
FMいみずで職場体験をしているのは、浦風絵里香さん(13)と藤田早月さん(13)。将来は声優やアナウンサーといった「声で伝える仕事」をしたいと考えており、放送局での体験を志願した。
二人は局内を見学して放送用機器の説明を受けたほか、番組出演も。局のスタッフから、アクセントや言葉の使い方などに注意するようアドバイスを受けながら、マイクに向かい市民へのお知らせなどを読んだ。街へ番組の取材にも出た。
浦風さんは「番組では、思っていたよりもすらすらと話せた」と笑顔。藤田さんは「話す時は気を付けないといけないことがたくんさんあった」と驚いていた。二人は「学校にも放送部をつくれないかな」と夢を広げていた。
FMいみずの柴田茂樹社長(56)は「メールなど文字ばかりではなく、人の声で人の気持ちを伝える大切さを学んでほしい」と話していた。
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