2010/04/21
民間調査機関の労務行政研究所が20日発表した、今年4月入社の新入社員の初任給調査によると、全学歴または一部学歴で初任給を据え置いた企業の割合は、前年度より3・9ポイント上昇の96・6%となり、2年連続で増加した。
同研究所は「景気は回復傾向にあるが、新卒採用は企業側の『買い手市場』となっており、多くが初任給を据え置いた」と指摘。物価が持続的に下落するデフレの継続も企業の慎重姿勢につながっているとしている。
来春の新卒採用も買い手市場と予想され、初任給の据え置き傾向は続きそうだ。
全学歴で初任給を引き上げた企業は2・9%で、前年度より3・5ポイント低下した。初任給の平均額は、大卒が20万5641円
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