2010/04/20
日本能率協会が19日発表した今年の新入社員の意識調査によると「成果主義の会社と年功序列主義の企業のどちらで働きたいか」との問いに、年功主義と答えた人の割合が前年より8・6ポイント多い50・4%となった。同様の質問を設けた2001年以降で最も高い比率という。
「転職・独立」よりも「定年まで勤めたい」と回答した割合も50・0%で、前年より6・9ポイント高くなった。同協会は「新入社員の将来に対する不安感の強さが背景にある」とみている。
定年までの雇用を望む回答の割合は、27・2%だった06年からほぼ倍増の結果となった。
上司との人間関係に不安を持つ人は81・3%に上り、人間関係構築に有効な対応策(複数回答)では「飲み会への参加」(95・2%)や「社員旅行」(73・8%)などを選ぶ回答が増えた。調査は3月25日から4月13日まで実施。約1100人が答えた。
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