中日新聞CHUNICHI WEB

就職・転職ニュース

  • 無料会員登録
  • マイページ

【富山】職業人へ初めの一歩

2010/04/06

ものづくり現場 リーダー目指す
職業能力開発大学校

 魚津市の北陸職業能力開発大学校の入校式が五日、同市の新川文化ホールであり、専門、応用両課程の計百七十人が、ものづくりの実践技術者や生産現場のリーダーを目指して新たなスタートを切った。

 入校生は専門課程の生産、制御、電子情報の三技術科が八十八人、応用課程の生産機械、生産電子、生産情報の三システム技術科が八十二人。専門課程二年間を経た学生が応用課程に進学して、さらに高度な技術を学ぶ。

 蓮覚寺(れんがくじ)聖一校長が「職場のリーダーとなり、明るい将来を築けるように日々、励んでほしい」と告辞した。

 入校生を代表して、石瀬洋平さん(生産情報システム技術科一年)が「生産現場のリーダーを目指して、日々の努力を惜しまず、自分の夢に向かって突き進みます」と誓詞を読み上げた。 (武田寛史)

◆県民からの期待 応える警察官に

県警察学校

 富山市向新庄町の県警察学校で五日、入校式があり、初任科生の短期課程五十九人と長期課程二十六人が新たな一歩を踏み出した。

 式では、関係者や家族らが見守る中、斉藤良雄県警本部長が辞令を交付。宮本春慶学校長が「頼もしく、親切な警察官になることを期待する」などと激励した。

 入校生を代表して、藤田真吾巡査(28)が「一日も早く県民の期待と信頼に応えることができる警察官になることを誓います」と答辞を述べた。

 短期課程は半年、長期課程は十カ月間、同校で警察官に必要な知識や技術を学んだ後、県内の各警察署に配属される。 (鈴木啓太)

誓詞を読み上げる入校生代表の石瀬さん=魚津市の新川文化ホールで
誓詞を読み上げる入校生代表の石瀬さん=魚津市の新川文化ホールで
斉藤県警本部長(左)から辞令を受け取る藤田巡査=富山市向新庄町で
斉藤県警本部長(左)から辞令を受け取る藤田巡査=富山市向新庄町で