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【福井】教職の道へ胸膨らませ 新採用160人に県庁で辞令交付式

2010/03/31

 新たに採用された教職員への辞令交付式が29日、県庁であった。教諭や事務職員になる160人が、赴任先の書かれた辞令を受け取り、4月からの新生活に向け期待に胸を膨らませた。

 式では順番に名前が呼ばれ、新人たちは立ち上がって元気よく「はい」と返答。全員を代表して、あわら市芦原小に教諭として着任する木内彩乃さん(24)=福井市つくも2=が壇上に立ち、広部正紘県教育長から辞令を手渡された。

 広部教育長は式辞で「1日も早く学校や地域社会にとけ込み、子どもたちの健やかな成長のため、尽力されることを切に願う」と激励した。

 2度目の挑戦で採用試験を突破した木内さんは「常に子どもを見て、一緒に成長しながら学び続けたい」と張り切っていた。

 このほか県庁では、3月で退職する教職員の永年勤続表彰式や、新たに校長、教頭になる教員の辞令交付式もあった。 (原田晃成)

広部正紘県教育長から辞令を受ける木内彩乃さん(左)=いずれも県庁で
広部正紘県教育長から辞令を受ける木内彩乃さん(左)=いずれも県庁で